国際質保証制度設計に関する有識者会議(第1回)を開催しました

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令和5年5月25日、当機構竹橋オフィスにて「国際質保証制度設計に関する有識者会議(第1回)」を開催しました。本会議は、国際的な学生交流プログラムとその質保証に精通した日本国内の有識者及び当機構教員で構成され、共通質保証基準(素案)について専門的知見を得ることを目的に設置されました。

第1回となる今回は、当機構より国際質保証制度設計業務全体の概要や、当機構が主導し中国・韓国の質保証機関の意見を得ながら策定を進めている基準(素案)を紹介しました。基準(素案)の内容や今後の取組に関する有識者間の意見交換では、アジア広域における質保証の枠組みの必要性があらためて確認されました。加えて、交流人数のバランス、リスクマネジメントや地域との連携性等、基準(素案)の要素に対しても専門的見地や豊富な実践経験を踏まえた意見が多数共有され、有益な議論となりました。

最後に、本会議で示された助言や提案を基に、引き続き協議を重ね基準づくりを推進していくことが確認されました。


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第1回会議の様子