「キャンパス・アジア共通質保証プロジェクト」は、アジアにおける質の保証を伴った大学・学生間国際交流プログラムの一層の推進に向けて、関係各国・機関が重要と考える共通の質保証の基準づくりに取り組むプロジェクトです。
独立行政法人大学改革支援・学位授与機構は、文部科学省「大学の世界展開力強化事業~アジア高等教育共同体(仮称)形成促進(国際質保証制度設計業務)~」の補助事業者として2021年度に「キャンパス・アジア共通質保証プロジェクト」を始動しました。
質の保証を伴った学生交流を推進するために2011年に始まった日中韓3か国の政府による「キャンパス・アジア」構想に基づいて、現在、ASEAN諸国の大学の参画を可能にした第3モードが展開されています。これにともなって、アジア全域で質の保証を伴った大学間交流を活発化させるための構想が日中韓3か国の政府間で提唱されています。この「キャンパス・アジア共通質保証プロジェクト」ではそうした政府間の構想も視野に収めながら、アジアの大学・学生間国際交流プログラムに関する共通の質保証基準の策定等を通じて、アジアの大学コンソーシアムにおける持続的な質保証を支援してまいります。
本ウェブサイトでは、「質の保証を伴った大学・学生間交流」の推進を目指した、プロジェクトの内容や成果を随時発信していきます。